レストラン・カフェ「森の駅NATSUO(ナツオ)」(都城市夏尾町、TEL 0986-45-5388)がオープンして、12月30日で半年がたつ。経営は、シイタケの生産・販売を行う農事組合法人「ECOマッシュ」(夏尾町)。
レストラン「人時(ひととき)」とカフェ「REAMU(リアム)」の2つの飲食店が入る同施設。同法人のシイタケや加工品、地元の生産者が作った産品を販売するコーナーも設ける。ほか、ベビールームや多目的トイレなども完備し、「老若男女がくつろげるような施設を目指した」という。
同法人は従業員の休憩所を作る目的で、9年前から山を開拓してきた。理事長の瀬口雅文さんは「コロナ禍に従業員が車中で休憩する光景を見て、従業員食堂を作りたいと考えた。近辺にトイレや休憩所もないため、地域の人も利用できる物産館を兼ねることにした」と話す。
同法人のシイタケは、独自の製法と霧島山麓の澄んだ空気と水で栽培し肉厚なのが特徴。レストランでは、シイタケを使った料理を数多くそろえる。中でも、「メインが選べるランチプレート」(1,500円)が人気だという。メインをハンバーグとチキン南蛮から選ぶことができ、シイタケ南蛮やシイタケのつくだ煮がセットに付く。ほか、「しいたけ南蛮定食」(1,100円)、「エビチリ定食」(1,400円)など、全てのメニューに「シイタケ餃子(ギョーザ)」2つがセットになった定食もそろえる。
カフェでは手作りの焼き菓子やケーキなどのスイーツ、コーヒーなどのドリンクを用意する。
瀬口さんは「地域の人をはじめ多くの人がゆっくりくつろげる場所でありたい」と話す。
営業時間は、人時=11時~14時・17時~19時30分、リアム=13時30分~18時(テイクアウトは11時~)。月曜定休。