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宮崎に「焼肉食堂もめんや」 実家の衣料品店を改装、土鍋炊きご飯も

店頭に立つ店主の毛利さん

店頭に立つ店主の毛利さん

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 焼き肉店「焼肉食堂もめんや」(宮崎市橘通西2)がオープンして、11月26日で1カ月がたつ。

人気を二分する「みやざき鶏もも」と「ぶどう豚豚バラ」

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 店主の毛利伸二郎さんは、老舗焼き肉店「焼肉の幸加園」(橘通西)で17年間にわたり修業を積んだ。実家の衣料品店「もめんや」が店じまいすることになり、「この場所を何とかしたい。自分には焼き肉しかないという思いから、改装して開業した」と話す。

 通りから店内が見えるオープンな造りにして入店しやすさを重視。一人でも気軽に楽しめるカウンター席中心の空間に仕上げた。店名の由来は実家の衣料品店から引き継いだもので、妖怪「一反木綿」をキャラクターに採用。「一反木綿のように真っすぐで真っ白な姿勢で歩んでいきたい」と毛利さん。店内は、カウンター8席とテーブル4席を用意。

 メニューには「良いものを適正な価格で提供したい」との思いを形にしたという「宮崎牛カルビ」(990円)、「みやざき鶏もも」(660円)、「ぶどう豚豚バラ」(880円)などを用意。330円追加で定食へ変更もできる。「食材へのこだわりは徹底している」と毛利さん。宮崎産の米は土鍋炊きにし、みそは地元にある「二宮麹屋」(末広)の手作りみそを使う。キムチは自家製で漬け込んでいる。

 毛利さんは「生産している一次産業の人たちから良い食材をたくさん仕入れることで、消費拡大を応援していきたい。その食材の良さを最大限に引き出し、県内外のお客さまにおいしいものを食べてもらいたい」と意気込む。「お客さまの反応が見える距離感で料理を提供するのが何より楽しみ」と笑顔を見せる。

 営業時間は、11時~14時、16時30分~22時。

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