古着店「岩切商店」(宮崎市橘通東3)がオープンして、9月3日で1カ月がたつ。
ブランド古着やビンテージをそろえる同店。店主の岩切かなめさんは宮崎出身。高校時代通っていたという四季通りの古着店「Taffee(タフィ)」(橘通東)について、「古着に興味を持っただけでなく、店主夫婦には進路の相談にも乗ってもらった」と振り返る。進学先の広島では古着店「infini Dress(アンフィニードレス)」でのアルバイトも経験。帰郷後、開店に至った。「広島では接客を学び、人と話をするのが好きになった」とも。
店に置く服は日本のブランドから各国の民族衣装までさまざまで、「サイズ感を大切に選んでいる」と話す。「Tシャツ」(5,800円~)、「パンツ」(7,000円~)、「ジャケット」(1万円~)や、広島のアクセサリーブランド「M.O.S(モス)」を置く。ショーケースは以前近くにあった古着店「YA(や)」から譲り受けたという。
岩切さんは「ジャンルレス・ジェンダーレスな服のモードなスタイリングを提案したい。服に興味がなくても、古着が分からなくても楽しんでほしい」と話す。「ファッションを通して宮崎を盛り上げたい。地域に根ざした店を目指す」とも。
営業時間は15時~22時(土曜・日曜・祝日は12時~21時)。