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宮崎の自転車店隣にコーヒーショップ サイクリストのコミュニティーの場に

自転車店に隣接する店舗外観

自転車店に隣接する店舗外観

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 コーヒーショップ「となりcoffee(コーヒー)」(宮崎市北高松町1)がオープンして、8月23日で3カ月がたった。経営は隣接する自転車店「Sugarhands Bike Works」。

店内の様子

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 「Sugarhands Bike Works」店主・鍋倉史一さんの妻・優子さんが、コーヒーショップ店主を務める。結婚前から海外のサイクリングコースを走ってきたという鍋倉さん夫婦は、「サイクルショップの横に当たり前にカフェがあり、ツーリングの途中で立ち寄ったサイクリストのコミュニティーの場になっているヨーロッパのサイクリングカルチャーを、日本にも持ち込みたいと以前から考えていた」と話す。

 店内では定番のブレンドコーヒー「いつものサンセット」(450円)のほか、2人が実際に飲んで気に入った5~6軒のロースターの豆を、ほぼ月替わりの順繰りで使うブレンド「本日のコーヒー」(450円~)を提供する。ロースターは「ロッサコーヒー」「恋史郎コーヒー」(以上、宮崎市)、「BOSCO COFFEE」(日南市)など県内が中心だが、県外のロースターも含む。客席は6席ほどで、イートインとテイクアウトの両方に対応する。

 「使い捨て製品の使用をなるべく減らしたい」という思いから、ドリッパーにはステンレスフィルターを採用。「コーヒー豆の油分をカットせずに済み、豆本来の味や香りが楽しめることからコーヒー通の間で人気がある一方、店舗運営としてはハードルが高い」という。クッキーなどのフードメニューには乳製品や小麦を使わないものをそろえ、ビーガンにも対応する。

 営業時間は11時~18時。火曜・水曜定休。

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