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宮崎に「ギャラリー石蔵」 展示企画第2弾は「レンタルできるアート展」

ギャラリー内観。机の上にも作品を展示する

ギャラリー内観。机の上にも作品を展示する

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 「ギャラリー石蔵(いしぐら)」(宮崎市郡司分、TEL 080-1712-0909)がオープンして、3月23日で2カ月がたつ。

「レンタルできるアート展」案内ハガキ

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 洋画家の徳丸晃さんが主宰する同ギャラリー。ギャラリーを運営する徳丸さんの娘で、「Artwall Miyazaki(アートウォール宮崎)」主宰の徳丸直美さんは「1940年に建てられた施設で、商家が米を検査する食糧事務所だったと聞いている」と話す。

 オープンから2月末までは、晃さんの油彩25点を展示した記念個展を開催。現在は「レンタルできるアート展」を開催中。晃さんの油彩画や、アクリル画の池辺貴惠さん、油彩の佐藤千盡(せんじん)さん、ジェームズ・ハリスさん、日本画の中嶋美穂子さんの作品を展示する。作品は月額3,500円からレンタルでき、購入も可能。直美さんは「レンタルで絵画のある生活を体験してほしい。個人やレストラン、病院などの施設からの利用がある」と話す。

 広さ17.5平方メートルのギャラリーはレンタルもできる。料金は8日間、2万4,000円から。陶芸や彫刻なども置ける。

 晃さんが作品制作や絵画教室を行う「アトリエ和公和公(わくわく)」は、築100年の古民家を改装。昨年12月13日に、清武町からギャラリーの隣に移転した。「教室は誰でも参加でき、生徒はチケット制で好きな時間に来られるのが特徴」と直美さん。「所属する写実系団体『白日会』が3月、東京・国立新美術館で開催する展覧会に生徒12人が挑戦する。現在その作品がアトリエにそろっている」とも。

 開館時間は9時~19時。「レンタルできるアート展」は3月31日まで。アトリエ和公和公は9時~21時。木曜定休。

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