宮崎大学木花キャンパス(宮崎市学園木花台西1)に10月30日、新しく「地域デザイン棟」が完成した。
昨年4月に同大に開講した「地域デザイン講座」の拠点として開設された同棟。メインルームのスタジオには80席、ミーティングルームには12席、野外にもテーブルといすを設ける。同大生は学生証があれば24時間、自由に使うことができる。学外の者も有料で利用可能。
毎月の利用者は12月時点で約1300人。学生だけでなく地域の住民や地元企業のサラリーマンも足を運んでいるという。
地域デザイン講座長の三上博幸さんは「今後は宮崎を知ることのできる講座や社会人生活を目前にした学生向けのマナー講座なども行っていく。学生と地場企業や、地域住民同士の交流の場所として使ってもらい、ここで生まれた新しい発想が新たな事業の種となれば」と期待を込める。