スープ専門店「SOUP BAR Log(スープバー ログ)」(都城市北原町2、TEL 0986-77-0933)が都城にオープンして、12月10日で2ヵ月がたった。
さまざまなスープを提供する(写真提供=SOUP BAR Log)
コロナ以前は、宮崎市内で「バー ログ」を経営していたという店主の末原大輔さん。末原さんは「農家の人たちの手伝いをした時に、多くの規格外の野菜が捨てられていることを知った。何か活用する方法はないか考え、宮崎にはまだスープ店が少ないことや、野菜をたくさん使えることからスープ店を開業しようと思った」と話す。
スープ(800円)は、だしや味付け、具材などを自分好みにカスタムできるのが特徴。だしにはシイタケを使った和風だし、鶏ガラの2種を用意。そこにトマトやしょうゆ、みそ、コンソメなどの「味」、野菜、肉を追加する。野菜は地域の規格外のものなどを使い、常時タマネギやナス、キャベツ、ジャガイモ、カボチャなどを用意。肉には、鶏胸肉、鶏もも肉、豚バラ、豚ナンコツをそろえる。
「それぞれの野菜によって出るうまみや甘みが異なるのでその違いを楽しんでほしい。だしはハーフアンドハーフもできる」と末原さん。パンまたはご飯、サラダが付くセット(1,000円)もそろえる。ほか、パスタやピザ、カキのオイル漬けなどの一品メニューや、アルコールなども提供する。
末原さんは「今後は店内で野菜も販売できれば。地域の老若男女を、農業を通してつなぐような活動も行っていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~22時。木曜定休。