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日南で「伝統的建造物×現代アート×公開制作」コンセプトのイベント

花道家・永友美奈子さんによる豫章館(よしょうかん)数寄屋でのインスタレーション

花道家・永友美奈子さんによる豫章館(よしょうかん)数寄屋でのインスタレーション

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 イベント「飫肥DENKEN WEEK’23 vol.6」が現在、飫肥の城下町で開催されている。

中村禎仁さんによる豫章館(よしょうかん)でのインスタレーション

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 「伝統的建造物×現代アート×公開制作」をコンセプトに、飫肥の8つの重要伝統的建造物に海外や県内外のアーティスト作品を展示する同イベント。

 6回目となる今回は「台湾コラボレーション」と銘打ち、台湾のアーティストの作品を展示するほか、虎人形と正月飾りを制作する「DENKEN×台湾ワークショップ」、台湾のグルメやスイーツの屋台など夜市を再現した「DENKEN×台湾ミニ夜市」、日本統治時代の台湾に渡った一人の宮崎出身画家を追ったドキュメンタリー映画「塩月桃甫」を上映する「DENKEN×CINEMA」といった、台湾に関連するさまざまな企画も実施する。

 台湾コラボを企画した背景について、総合プロデューサーで美術家の小松孝英さんは「11月1日に台湾鉄路管理局(台鉄)とJR九州との間で、中部・台中市の日南駅と宮崎県日南市の日南駅の姉妹駅協定を結んだことをきっかけに、今後文化交流や相互訪問を促進し、互いに地方創生をもたらそうという流れがある。自身も美術家として台湾と関わることが多いことも企画理由の一つ」と話す。ドキュメンタリー映画「塩月桃甫」では脚本・監督も務める。

 期間は11月12日まで。開催時間は9時~16時30分(12日は16時まで)。入場無料。ワークショップは一部要申し込み。通常入場料が必要な施設も、期間中は無料で閲覧可能。地元ボランティアによる解説付きの「DENKEN歴史周遊バス」(期間中は30分間隔で運行)も無料で乗車できる。

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