オーストラリアスタイルのオーガニックコーヒーショップ「Byron Bay Coffee(バイロンベイコーヒー) Japan AOSHIMA」(宮崎市加江田)が「こどものくに」の敷地内にオープンして、8月29日で1カ月を迎えた。
同施設ではLibertyship(青島2)と宮崎交通(松山)主導の下、7月にビルドアッププロジェクト「AOSHIMA PICNIC CLUB」をスタートした。同店の開業は2024年春の本格オープンを目指す同プロジェクト第1弾の取り組みとなる。
オーストラリア・バイロンベイ発祥の同店。日本にある店舗のほとんどは東京に位置するが、「バイロンベイに最も雰囲気が似ている」と西日本初出店の地域に青島を選定。店舗はトレーラースタイルで、本場のビーチサイドマーケットをイメージした造りとなっている。
「オーストラリアではドリップコーヒーではなく、エスプレッソをミルクや水と合わせて飲むスタイルが主流」と店長の島立純子さん。店内ではアメリカーノやフラットホワイトなど、オーストラリアの定番メニューをそろえる。テイクアウトのみだが、店の周囲にはベンチやラグを配置し、ゆったり過ごせるようにする。
島立さんは「オーストラリアでは早朝からストリートでホットコーヒーを飲む習慣があるため、当店のようなコーヒースタンドが6時ごろからオープンしている」と話す。「朝の時間をゆったり過ごすツールとして、コーヒーを楽しむ文化が日本にも広がればうれしい」とも。
営業時間は9時~16時。火曜定休。