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宮崎のパン店「hitohi」 自家栽培の麦を使いまき窯で焼くライ麦パンも

「宮崎県産の旬野菜をふんだんに使用し五感で味わう体が喜ぶような食事を作るようにしている」というランチ

「宮崎県産の旬野菜をふんだんに使用し五感で味わう体が喜ぶような食事を作るようにしている」というランチ

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 パン店「hitohi(ヒトヒ)」(新富町新田、TEL 080-4772-6282)が宮崎にオープンして、6月9日で半年がたった。

水の代わりに、日之影町上鹿川に自生する楓から採取した樹液を使って焼いた「フォレストカンパーニュ」

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 佐土原町で、土曜限定で営業していたパン店「KODAMAPAN」が移転し、屋号も変更した。「自然が豊かで水のおいしい場所でパンを焼いて提供したかった」と店主の横田浩子さん。店名には「人と人がつながる」「人類に欠かせない火」という思いを込めている。

 横田さんの次男が卵アレルギーだったことから、粉と塩と酵母と水だけで自家製酵母パンを作ったのがパン作りのきっかけ。福岡県産の粉を中心としており、ライ麦パンは自家栽培した麦を石臼でひいた粉や、田野町の川越自然栽培麦を玄麦で購入し自家製粉した粉と自家製酵母で生地を作り、フランス式のまき窯で焼く。「フランス式のまき窯で焼くパンは高温で一気に焼き上げるため水分とうまみを閉じ込め、もっちり、かつ、パリっと仕上がる。何より香りいいのが特長」と横田さん。パンを焼いた後の窯の余熱を利用して作る煮込み料理やラザニア、グリルチキン、スープなどもランチで提供している。

 横田さんは「環境に配慮した持続可能な野菜作りをしている地元の生産者の農産物を詰め込んだ季節の移り変わりが味わえるパンを焼き、五感で味わえる店にしていきたい」と話す。

 営業は土曜・日曜の11時30分~17時。土曜は「窯焼きプレスサンドセット」、日曜は完全予約制のプレートランチを提供。パンはネットでも販売する。

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