道の駅「都城NiQLL(ニクル)」(都城市都北町、TEL 0986-38-5125)に4月22日、「ニクルの肉屋の肉ガチャ」が設置された。
都城市は、2021年度の市町村別畜産産出額が約764億円と日本一で、肉用牛と豚は全国1位、鶏は全国2位の産出量を誇る「畜産王国」の呼び名がある。同施設のイベント広場横に設置する「肉ガチャ」では、同施設の精肉コーナー「ニクルの肉屋」の精肉パックを自動販売機で24時間販売する。料金は1,000円と2,000円の2種類で、「豚塩ホルモン 450グラム」「宮崎牛霜降り焼肉用 100グラム」(以上1,000円)などを用意。「?」マークの商品は、購入するまで何が入っているか分からない仕組みで、5回に1回当たりが出る。1個200円で保冷剤も用意する。
精肉コーナーの販売戦略部直販課精肉リーダーの蕨野友樹さんは「店頭では肉用牛の生体番号を表示しており、肉ガチャには都城産の牛・豚・鶏の精肉が入る。日によって入る内容は変わる」と話す。
同市が「肉と焼酎に出合う旅」として展開している事業「ミートツーリズム」の一環で、「canvan」(乙房町)が制作する「牛肉キーホルダー」の「カプセルトイ」(1回=300円)も継続して販売中。都城名物「都城おでん」のカプセルトイも新設した。いずれもシークレットの絵柄を封入する。
施設を運営する「ココニクル都城」(都北町)の経営戦略部経営企画課の鎌田真美課長は「都城ならではの自販機となっていると思う。24時間いつでも営業しているので、何の商品が出るか楽しみながら挑戦してほしい」と話す。