「霧島酒造」(都城市下川東、TEL0986-22-2323)は6月、カプセルトイ「ガシャポン」の新シリーズ「霧島焼酎ミニチュアコレクション」の販売を始めた。
同商品は「バンダイ」(東京都)とのコラボレーション企画。開発担当の荒武紗雪さんは「霧島焼酎を普段から飲んでいる方も、焼酎に馴染みの無い方も楽しんでいただきたいと思い企画した」と話す。
同社の看板商品「黒霧島」「白霧島」など、全5種の焼酎がミニチュアサイズになった同商品。それぞれ同社が推奨する飲み方に沿ってグラスまたはお湯割りポットと、霧島焼酎の解説書がセットになっている。荒武さんは「それぞれの焼酎について、おすすめの飲み方を紹介したいと考え発案した」と話す。
ミニチュア瓶の高さは約6センチメートルで、実物のおよそ5分の1のサイズとなっている。荒武さんは「瓶やグラスの透明感から縁の幅、ラベルの図柄のかすれ具合まで細部にまで徹底的にこだわった。今回の取り組みが焼酎の魅力を知るきっかけになればうれしい」と話す。
商品は同社のガーデンテーマパーク「焼酎の里霧島ファクトリーガーデン」のほか、全国の玩具売場や量販店、アミューズメント施設などに順次設置する。価格は1回300円。