「にしめらジビエフェア2022」が現在、西米良村と宮崎市内の飲食店で開催されている。
西米良産のジビエを使った料理を提供する同イベント。例年毎年2月に村内の飲食店で実施しており、今年は宮崎市内2店舗が加わった。西米良村むら創生課の中武麻美さんは「西米良に生息する野生のシカやイノシシは、ドングリなど山の自然のものを食べて育つ。村では独自の基準を敷き、これらを国の認証を受けた村の加工場を利用して、仕留めてから2時間以内のものだけを加工している。フェアに参加する各店とも、ジビエを気軽に楽しんでもらうために竜田揚げや南蛮など調理法も工夫していて、実際に食べた人も『臭みもなく、これはジビエなのか』と驚いていると聞く」と話す。
参加店舗は西米良村の「西米良温泉ゆた~と」「居酒屋かりこぼ」「STELLA SPORTS(ステラスポーツ)」「川の駅『百菜屋』」「湖の駅」「おがわ作小屋村」の6店舗、宮崎市の「DACOTA(ダコタ)」「Dining&Wine BAR Botte(ボッテ)」の2店舗。村産のジビエ肉を使った期間限定オリジナルメニューや、通常のジビエメニューを期間限定価格で提供する。フェアの料理写真をインスタグラムに投稿した人に、抽選でジビエ加工商品を進呈する「インスタグラム写真投稿キャンペーン」も同時開催している。
中武さんは「ジビエをまだ食べたことのない人への入門として、『こんな食べ方があるんだ』と親しんでもらえる機会にしたい。今回は宮崎市内でもフェアを開催しているので、西米良のジビエを体験してもらい、西米良を訪れるきっかけになれば」と期待を込める。
問い合わせは西米良村役場農林振興課(TEL 0983-36-1111)。3月31日まで。