海鮮丼専門店「海鮮隊 吉村店」(宮崎市吉村町孫堀甲、TEL 0985-26-1656)がオープンして1カ月がたった。
本店を清水町に置く同店。店主の笹田拓郎さんは、東京・築地で10年間すし職人として修業を積んだ本店の長田兆史さんの下で働き、1月19日に吉村店をオープンさせた。笹田さんは「当店の海鮮丼は注文後に作るため、ネタも新鮮なものを提供できる。すし店の味を丼に詰め、できるだけ安く提供できるよう心掛けた」と話す。
通常メニューは60種類を用意。「マグロ」「サーモン」「カンパチ」「アボカド」「エンガワ」「うにイクラ」「ネギトロ」「定番」などのジャンルから好みのメニューを選べる。笹田さんのお薦めは、カンパチ、サーモン、エンガワなどをじか火で炙(あぶ)り、岩塩とかんきつで爽やかに仕上げた「極上炙り」(790円)。ご飯大盛り無料の「日替わり」(570円)も用意する。
オリジナル丼は、シャリのサイズ、ネタ4、5種を選べる。例えばシャリ並盛り(200円)に「サーモン」「ネギトロ」「イカ」を各2切れ(各120円)、「マグロ」(150円)で、計710円。サイドメニューにカンパチのあら汁かエビのみそ汁から選べる「自家製お味噌(みそ)汁」(110円)、「玉子焼」(330円)、「刺身お任せ盛り」(600円)を用意する。
期間限定のイベントメニューには、ネギ、シソ、ローストビーフ、温玉入り「ローストビーフ丼」、魚の切り身をコチュジャンソースであえた温泉卵入り「海鮮ユッケ丼」(以上680円)や、手作りの南蛮酢とタルタルソースを使う「ちきん南蛮丼」(570円)を用意する。
笹田さんは「イベントメニューは評判が良いと定番になる。清水店では、年末仕事納め時に『豪華なものを』と頼まれて作った14種の具材入りの『特選海鮮隊』(1,100円)や、ハワイの郷土料理で魚を細かくした『ポキ』にアボカド、ニンニクしょうゆで味付けした『ポキ丼』(680円)、『ポキチーズ』(790円)も定番になった」と話す。「味で勝負したいと思っているので、お客さまを待たせず、早くおいしいものが出せるように心掛けている。ここでしか作れないものを、好きな場所で味わってもらいたい」と話す。
営業時間は11時~14時、16時~20時(金曜~日曜・祝日は11時~20時)。水曜定休。予約は電話やLINEで受け付ける。