ステーキ専門店「立ち喰（ぐ）いステーキ・牛魔王」（宮崎市高松町1、TEL 0985-34-9807）が、オープンして2カ月がたった。

「リピーターも多く一番人気」のサガリステーキ（写真提供＝土持侑也さん）

　立ち食いスタイルのステーキ専門店として2月16日にオープンした同店。宮崎大学生で店長の土持侑也さんが、宮崎市内のステーキ店で働いた経験を生かして調理など一人で店を切り盛りする。土持さんは「店を開いたきっかけは新型コロナウイルスの影響で勤めていたステーキ店が休業したこと。同時期に働いていた占い店の店主から『新しい店を開店してみないか』という提案を受け、店を始めるなら宮崎ではほかにはない、立ち食いスタイルのステーキ店で勝負したいと思った」と話す。

　メニューは、一番人気のカナダ産のA4ランクの牛肉を使った「サガリ150グラム～450グラム」（1,000円～3,180円）、アンガス牛肩ロースの「魔王ステーキ150グラム～450グラム」（1,480円～4,480円）、「サーロイン120グラム～480グラム」（1,000円～3,480円）。レア状態のステーキを熱した鉄板の上に乗せ提供し、客側が焼くスタイルを採用する。土持さんは「提供スピードには特に気を付けていて、注文から1、2分で出すように心がけている」と話す。牛バラ肉とコーンの焼き肉チャーハン風の「魔王ライスS～Lサイズ」（900円～1,200円）、「目玉焼き付きハンバーグ」（900円）などもそろえる。セルフサービス形式で「牛すじスープ」やキムチ風のもやしの付け合せを無料食べ放題で提供している。

　土持さんは「赤身肉はヘルシーなので飲み会での最後の締めの一品などでも利用してほしい。ふらっと来てふらっと帰れる、一人でも入りやすいお店を目指している。ニシタチの街がすごく好きなので、ここから宮崎を盛り上げていきたい」と意気込む。

　通常の営業時間は20時～翌5時。月曜定休。