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「道の駅都城」に「肉ガチャ」 牛肉PRで地元盛り上げる

「食べられません」の注釈が付いた「肉ガチャ」

「食べられません」の注釈が付いた「肉ガチャ」

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 「道の駅都城」(都城市都北町)に10月1日、「肉ガチャ」が設置された。

「牛肉キーホルダー」(画像左から)サーロイン、大腸、ミノ、センマイ

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 「肉ガチャ」は牛肉の各部位を模した「牛肉キーホルダー」(300円)と髪留めやネクタイピンにもなる「肉パッチン」(300円)のカプセルトイで、カプセルの中には都城市内飲食店のサービス券も入っている。

 「肉ガチャ」を設置したのは都城の看板業「canvan」(乙房町、TEL 0986-45-4511)。担当の上村昭太朗さんは「『ミートツーリズム』のPRと、地元飲食店を応援する目的で当社が独自に考案した」と話す。「ミートツーリズム」とは肉用牛・豚・鶏の合計産出額日本一を誇る都城市が「肉と焼酎に出会う旅」として展開している事業。

 上村さんは「『牛肉キーホルダー』と『肉パッチン』は当社で看板を作る際に出る端材を有効活用して製作している。牛肉は「久米村精肉店」(牟田町)のものをモデルにしてリアリティーを追求した。部位はサーロイン、牛ヒレ、牛タン、カイノミ、丸腸、センマイなどのほか『secret(シークレット)』も入れて合計10種類用意している」と話す。

 カプセルの中に入っているサービス券は、地元飲食店などにサービスの提供を依頼したもので、サービス券の裏面に記載された店舗のサービスが受けられる。サービス内容は店によって異なり、割引券や飲み物のサービス、オリジナル商品券などさまざま。サービス内容の詳細はインスタグラムでも発信する。上村さんは「カプセルからどの部位のキーホルダーが出てくるかと共に、どの店のサービス券が出てくるかという2つのワクワク感がある」と話す。

 「『肉ガチャ』で地域を元気にしたい。道の駅での1号機を足掛かりにさらなる展開を模索していく」とも。

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