洋菓子のテークアウト販売を行う「中島焼菓子店」（宮崎市橘通東3、TEL 0985-86-6831）が、宮崎市中心市街地を通る若草通にオープンして3カ月がたつ。

店内の冷凍ショーケース

　4月1日にオープンした同店。店主の中元利貴さんは以前、小林市のオンザマーク社の焼き菓子シリーズ「TOKUBO（トクボウ）」などを販売する洋菓子店を宮崎市丸山町で経営していた。「今年に入り、焼き菓子を中心としたお菓子のテークアウト販売を広めたいと思い、店を出した」と話す。

　同店でも「TOKUBO」の焼き菓子を扱う。同シリーズの商品は九州産のバター、宮崎県産の小麦粉と塩を使い、焼き立てを急速冷凍して製造する。

　メニューは、チーズ棒菓子の「TOKUBO」、パンケーキを使ったどら焼きの「パンドラ」（以上150円）と、「フィナンシェ」（100円）の3種類。「TOKUBO」は、チーズ、チョコレート、イチゴ、ラムレーズン、焼き芋、リンゴの6種のフレーバーを用意。冷凍、冷蔵、常温でそれぞれ異なる食感が楽しめる。「パンドラ」は、チョコレート、白あん、黒あん、きなこサツマイモ、抹茶、プレーン、キャラメル、イチゴの8種を提供する。「フィナンシェ」には今後、ベルギー産チョコレートを使い、クラッシュした粒状のチョコレートを入れた「チョコレート フィナンシェ」（100円）も販売する予定。テークアウトで、緑茶とアイスコーヒー（以上150円）も用意する。

　中元さんは「お菓子の販売を通し、町や人とのつながりをつくりたい。この店から若草通を盛り上げたい」と話す。

　営業時間は10時～18時。定休日はインスタグラムで告知する。