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宮崎・日南で「南九州移住ドラフト会議」クライマックスシリーズ

「南九州移住ドラフト会議2018」指名会議の様子

「南九州移住ドラフト会議2018」指名会議の様子

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 移住イベント「南九州移住ドラフト会議2018 suppored by ソラシドエア」の「クライマックスシリーズ」と閉幕式が12月15日、宮崎県日南市油津商店街内の油津yottenで(宮崎県日南市岩崎3、TEL 080-9054-4339)で開催される。主催は南九州地域間連携推進機構。

「南九州移住ドラフト会議2018」移住力強化キャンプの様子

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 人生において大きな決断と捉えられる地方移住のハードルを下げ、もっと肩の力を抜いて移住を考えようと始まった同イベント。鹿児島県の民間団体から始まり、全国版や北海道版などこれまで3回開催されている。

 同イベントは野球のドラフト会議を模して企画・開催がなされる。南九州の宮崎と鹿児島がそれぞれのリーグに分かれ、移住者を受け入れたい12地域が球団側、移住の意向がある人が選手として参加。10月21には、地域が移住志望者をプロ野球のドラフト会議の形式で鹿児島市の「城山ホテル鹿児島」で「指名会議」を開き、両者のマッチングが行われた。12月15日に行われる「クライマックスシリーズ」では、指名された移住希望者と地域球団がそれぞれの地域でどのような取り組みを行ってきたかをプレゼンし、最優秀球団を選ぶ。

 主催の南九州地域間連携推進機構で鹿児島リーグ(カ・リーグ)コミッショナーの永山由高さんは「今年は選手が豊作だったため、指名がばらつき、良い意味で希望通りの獲得に成功した球団が多い印象。それだけ地域のニーズが多様化しているとも言える。指名後の動きをみると即戦力プレーヤーの活躍が目立つが、育成枠の選手についても長い目で共に動いてほしい」と話す。同機構の宮崎リーグ(ミ・リーグ)コミッショナーの田鹿倫基さんは「移住者に選ばれる地域となるためには、上辺のPRだけでなく、地域の中での受け入れ体制の強化が大事。ホームランを打つためには上半身だけでなく、下半身も鍛える必要があるのと同じだと思う」と野球に例え、イベントに寄せる思いを話した。

 開催時間は13時~16時。参加無料。懇親会(参加費=3,500円)も開く。

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