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宮崎・都城で9人制バレーボール大会 50回目迎え、今も盛況

熱戦を繰り広げる男子チーム

熱戦を繰り広げる男子チーム

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 「霧島酒造杯第50回JOYFM県下一般9人制バレーボール選手権大会」が12月10日、宮崎県都城市の早水公園体育文化センター(都城市早水町、TEL 0986-24-6454)で開かれた。

焼酎「霧島」が積まれたステージ。選手はこれを試合後に楽しむ

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 1958(昭和43)年から開かれ、今年で50回目を迎えた同大会。男女合わせて26チーム、約320人が参加し、男女各1・2部の頂点が決定した。

 6人制よりも9人制がバレーボールの主流だった50年前。年齢や性別、背の高さなど問わずに誰でも楽しむことができる競技として、第1回が開催された。「参加チームが、男女合わせて100チームを超える年もあった」と話すのは、第1回から大会運営に携わる、宮崎県バレーボール協会終身名誉顧問の日高巽(ゆずる)さん。

 当初は県内各地の会場を持ち回りで開催されていたが、霧島酒造が特別協賛として社会人のバレーボールを応援するようになり、都城開催が定着した。今大会も全チームに焼酎の参加賞と、優勝や準優勝チームには新商品や人気焼酎が贈呈された。

 日高さんは大会について、「農作業で腰を屈めることが多かった当時、畑にネットを張り、仕事の合間にバレーボールをして仲間との交流や健康の維持をしていた。現在は国体競技などから外れ、9人制の競技人口も減ってきたが、9人制しかない面白さがある。100回まで続けてほしい」と思いを語る。

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