宮崎県立芸術劇場にカフェ＆レストラン「THE SANTEL（ザ サンテル）」（宮崎市船塚3、TEL 0985-65-8888）がオープンして、12月10日で1カ月がたった。

メイン料理はパスタかシカゴピザ、肉料理から選べる（写真提供＝THE SANTEL）

　宮崎市内でJR九州ホテル内レストラン「サンテルキッチン」、鶏焼肉業態「トリホルテルヤ」、コーヒー焙煎（ばいせん）所「3106COFFEE＆ROASTERY」を展開する「3106キッチン」（清水町）が運営する。

　「デザイン性の高い空間づくり」「カジュアルに楽しめる飲食」を柱とする同店。　マネジャーの佐々木誠さんは「芸術劇場を訪れる人が芸術を楽しみながらも、洗練された空間で食事を楽しめるようデザインした。住宅街でもあるので、宮崎県総合文化公園を利用しながら『地域の癒やしのスポットとなれるように』と考えた」と話す。

　メニューは、県産の食材や調味料を使う。米シカゴ発祥の「シカゴピザ」や、「軽い口当たり」の「スープパスタ」、スペシャルティグレードのコーヒー豆を使った「自家焙煎（ばいせん）コーヒー」など、「カジュアル感覚で楽しめる」メニューをそろえる。

　ランチメニュー（2,600円）はサラダビュッフェとメイン料理、ドリンク、デザートのセット。サラダビュッフェはパンや旬の野菜を使ったおかずを用意する。メイン料理は、シカゴピザ3種、パスタ5種、肉料理3種から、デザートは「バスクチーズケーキ」「季節のミニパフェ」「大人のプリン」から選べる。

　オープンから1カ月がたち、佐々木さんは「美術館や劇場帰りにコーヒー一杯でくつろぐ時間から、記念日の食事や大切な接待、商談の場まで幅広く利用していただきたい。おいしさとおもてなしで特別な時間が過ごせる店にしていければ」と佐々木さん。

　営業時間は11時～21時（ランチタイムは15時まで）。