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宮崎で参加型創作舞台「竹取物語」 地元出身の俳優・串間太持さんが上演

出演者と今作のポスター

出演者と今作のポスター

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 参加型創作舞台「十五夜前日ふるさと感謝祭2025 ~あなたと一緒に『竹取物語』@宮崎清武」が10月5日、清武文化会館(宮崎市清武町西新町6)半九ホールで上演される。主催は、宮崎県出身の俳優・串間太持(本名・串間保)さんが代表を務める「宮崎『竹取物語』公演友の会」。

宮崎「竹取物語」のチラシ1(写真提供=宮崎「竹取物語」公演友の会)

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 昨年12月に三重県伊勢市で初演された同公演。伊勢市長を含む地元アーティストが出演し、約700人を動員した。今回は地元演奏者による笛や太鼓、雅楽を加えた再構成版として、串間さんの故郷・宮崎で上演する。

 観客が体を動かしたり声を出したりする演出を含む「参加型創作舞台」として、観客との一体感を重視した構成となっているという。出演者は串間さんの声がけで集まったメンバーによるもので、伊勢からは、かぐや姫役の松本志摩さん、朗誦(ろうしょう)の三浦知倖さんらが参加。ほか、茨城からの出演者も加わるなど、県内外の文化交流も展開。

 串間さんはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」「花子とアン」、大河ドラマ「八重の桜」「軍師官兵衛」などに出演。国内外で舞台活動を続けており、代表作「木挽(び)きのほほえみ」は串間さんが伊勢神宮近くで執筆したもの。宮崎の民謡「日向木挽唄」に着想を得て創作したという。

 串間さんは「当初は一人芝居の予定だったが、縁に恵まれ多くの人が関わる公演となった。これまで出会ってきた全ての人たち、来場いただくお客さま、ふるさとへの感謝と祈りを込めて届けたいという思いで『感謝祭』と名付けた」と話す。

 15時開演。全席自由。チケットは、一般=2,000円(前売り・当日共通)、中高大学生=1,000円(当日券のみ、学生証提示)、小学生以下無料。応援チケットは5,000円(前売りのみ)。

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