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宮崎でアスリート層向け野菜「筋肉ブロッコリー」販売 宮崎の気候生かす

2月17日の記者会見で「筋肉ブロッコリー」を手に持つマッスル井上さん

2月17日の記者会見で「筋肉ブロッコリー」を手に持つマッスル井上さん

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  「筋肉ブロッコリー」を共同開発した、ネット通販「やお九州」を運営する「yao」(宮崎市池内町崎ノ湯)と農業スタートアップ「INGEN」(千葉県松戸市)が2月17日、みやざきNPO・協働支援センター(宮崎県宮崎市錦町1)で会見を開き、試験販売について説明した。

筋肉ブロッコリー

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 他の野菜に比べ、タンパク質・必須アミノ酸・葉酸・ビタミンB群・グルタチオン・アミノレブリン酸などが豊富に含まれているというブロッコリー。同商品は、アスリート層をターゲットに、「一般のものと比べて、安定的に栄養成分の平均が高くなるようなブロッコリーを目指した」という。日照時間の長さや気候などを理由に、宮崎を研究拠点とした。

 特徴は、一般的なブロッコリーと比較し、筋肉のエネルギー源となる必須アミノ酸BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)の含有量が多いこと。2024年度産の成分分析の平均値は、バリン=1.3倍、ロイシン=1.8倍、イソロイシン=1.7倍だったという。

 「ブロッコリーは『栄養素の宝庫』として欧米でも人気が高い」というyaoの服部学社長は今後、 海外市場での需要を見極めながら輸出戦略も検討していく予定。

 価格は1,200円(4株)。 宮崎観光ホテル、Foodaly霧島店などのほか、「やお九州サイト」でも販売。3月下旬まで。消費者の反応を見ながら、本格販売に向けた展開を検討していく。

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