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宮崎で多文化共生を考えるイベント 講師にタレントのヴィトルさん招く

同協会スタッフの小原幸恵さん(左)と主幹の曽地紘和さん(右)

同協会スタッフの小原幸恵さん(左)と主幹の曽地紘和さん(右)

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 イベント「僕が考える『多文化共生』~共通点をもつことからはじめよう!~」が3月1日、宮崎県企業局(宮崎市旭1)1階「県電ホール」で開催される。主催は宮崎県、事業受託団体は公益財団法人、宮崎県国際交流協会。

過去開催した多文化共生講座「アフリカ少年と考える多文化共生」の様子(2024年1月13日開催)

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 「多文化共生に関する講座」として、同協会が年2回ほど開いている同イベント。同協会企画担当の小原幸恵さんは「当協会の図書コーナーに置いてある本を参考に講師を呼んでいる」と話す。過去には、4歳でアフリカ・カメルーンから日本へ移住した実体験を描いた漫画「アフリカ少年が日本で育った結果」(毎日新聞)の著者・星野ルネさんを講師に招いた。

 今回講師を務めるのはタレントのヴィトルさん。NHK名古屋放送局で多文化共生コーナー「ハロー!ネイバーズ!」のリポーターを担当し、自身の経験と照らし合わせながら多文化共生に取り組む人たちや、外国ルーツの子どもたちが日本語を学ぶ教育現場を取材し、現場で感じたことを発信している。2023年には、6歳でブラジルから愛知県豊田市へ移住した経験をつづった自伝エッセー「初めての引っ越しは地球の真裏」(Kindle出版)も出版している。

 小原さんは「ヴィトルさんの優しい言葉と本書の内容に共感し講師を依頼した。『ぜひ宮崎に行きたい』との返事をもらった」と話す。「当日は1時間半が講話、その後15分を質疑応答に当てる。できるだけ多くの人に足を運んでもらい、ヴィトルさんの話から互いが仲良くなれるヒントを得てほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~12時。参加無料。定員50人。要事前申し込み。

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