食べる

新富の「みらい畑」が「気軽にミニ野菜で腸活ができる」新商品

「みらい畑」代表の石川美里さん(写真提供=みらい畑)

「みらい畑」代表の石川美里さん(写真提供=みらい畑)

  • 19

  •  

 新富町で農業を通じて社会課題解決を目指す「みらい畑」(新富町三納代、TEL 0987-32-7170)が「ぬか漬け・塩こうじ漬けキットコース」の販売を始めて3月18日で2カ月がたつ。

ぬか漬けキット(写真提供=みらい畑)

[広告]

 耕作放棄地などの農業が抱える問題解決を志して2017(平成29)年に同町で就農した、兵庫県出身の石川美里さんが立ち上げた同社。2020年6月から、ミニサイズ専用品種の野菜と地元で創業50年以上の歴史を持つ「キムラ漬物」(同町)のぬか床のセットを「腸活ミニ野菜」として販売している。石川さんは「冷蔵庫保管で週に1度混ぜるだけの管理の手軽さも人気で、丸ごと食べられるミニ野菜のぬか漬けは腸活(バランスのよい食生活や適度な運動などによって、腸内環境を整えること)にぴったり」と話す。

 「ぬか漬け・塩こうじ漬けキットコース」(1,814円)は、「ぬか漬けキット」と「塩こうじ漬けキット」のそれぞれにミニ野菜が入ったカップ容器の計2本が1セットになる。ミニ野菜とぬかや塩こうじを容器ごとシェイクして、冷蔵庫で6~8時間置くだけでぬか漬けなどができるので、手が汚れることや管理の手間もないという。「より気軽に腸活を親しんでもらうことで、より多くの人に健康を届けたい」と石川さん。

 最近は腸活の魅力を伝えるため、ぬか漬け教室などのオンラインイベントも開催している。「ミニ野菜の魅力を生かせるような商品提案を続けていくことで、『腸活ミニ野菜』のブランドをお客さまと一緒に楽しみながら育てていきたい」と石川さん。「一番の目標は環境負荷の少ない農地を増やしていくこと。これからもその実現に向けて事業を進めていきたい。同時に、農業を通じた社会課題解決への取り組みを見える化することで、ソーシャルビジネスの認知や共感を生み、多くの人を巻き込むような活動もできれば」とも。

 販売はインターネットで行う。キットの配送サイクルは2週間ごとに1回で、届け日の変更や休みは自由に変更が可能。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース